鍵業者に作業を依頼する際の注意点

業者を呼ぶ前に確認したいこと

自宅などの鍵をなくして業者に依頼することになった場合、いくつか事前に確認しておくべきことがあります。まずはじめに、いくつかの業者の見積もりを取り、おおまかな費用を確認しましょう。ホームページに料金は記載されていますが、ケースバイケースなのでそれ以上かかる可能性があります。料金設定は業者によってさまざまです。

見積もりは無料?

見積もりを取る際には、見積もり自体に料金がかかるか確認しましょう。見積もりだけでも料金が発生する業者もありますので、覚えておきましょう。

業者はどんな対応をする?

相見積もりを取ることで、料金の比較だけでなく業者の対応も確認できます。強引に見積もり段階で契約しようと誘導する業者もありますので注意しましょう。実際に現場担当者が訪問して見積もりを行う際にも、相見積もりを取っていることを説明しましょう。他社の具体的な見積もり金額を掲示すれば、値引き交渉に応じてくれるパターンもあります。

出張料はいくら?

ホームページに記載されている料金は、基本料金であることが一般的です。基本料金とは別に出張料金がかかる場合もあります。また、業者の所在地と作業依頼現場の距離によって料金が発生する場合もあります。

キャンセル料はかかる?

見積もりで料金を確認する際は、キャンセル料がかかるか否かも忘れずにチェックしましょう。中には、見積もり後のキャンセルはキャンセル料金が発生してしまう業者もあります。

お願いする場合の作業スケジュールは?

費用が明確になった後は、スケジュールを確認します。いくら安くても部品の在庫がなく取り寄せるのに1週間以上かかるとなると、その間不便な生活を送ることになります。部品の在庫状況や作業日時なども具体的に確認した上で、最終決定を行いましょう。

鍵開けの際に必要なもの

家の鍵の紛失、自動車のインロックなど外からの解錠を依頼する場合、いくつか必要になるものがあります。まず、パスポートや運転免許証などの身分証明書です。これがないと本人確認が行えませんので、鍵開けを引き受けてもらえないことがほとんどです。身分証明書に記載された住所以外での鍵開けも同様に断られます。引越ししたばかりで身分証明書の住所が前住所のままになっている場合は、公共料金の支払書や郵便物、保険証など、住所が一致する複数の書類によって本人確認を行います。

住居者や所有者以外が解錠を依頼する場合には、身分証明書だけでなく戸籍謄本など住居者本人との関係を示す公的書類が必要になります。急なトラブルなどで身分証明書などが手元に一切ない状態だと、警察官の立会いが必要になるケースもあります。また、自動車やバイクの場合には、運転免許所と本人名義の車検証の両方を作業員が確認できなければ鍵を開けてもらえません。原付の場合は、自賠責保険証や譲渡証明書になります。