鍵の種類

ディンプルキー

ディンプルキーはピンの数が多いほど構造は複雑になり、防犯性が高まります。ピンシリンダーに比べて、ディンプルキーは10倍以上のピッキングの難易度があるようです。

ディスクシリンダー

ディスクシリンダーは鍵穴と鍵の溝が収まることで回転して解錠するという仕組みになっています。最近では防犯性が低いとの理由で、生産や販売が終了しています。

ピンシリンダー

ピンシリンダーの仕組みはシンプルなものになっており、汚れなどには強いという長所があるものの、ピッキングされやすいという短所もあるため、各メーカーが様々な工夫をして防犯性を高める努力をしています。

ウォード錠

ウォード錠は古代ローマ時代に原型が作られたといわれており、ウォード錠のデザインが現代の鍵の基本となっているようです。現在でも、南京錠やカバンの錠などに利用されています。

レバータンブラー錠

レバータンブラー錠とは棒状のキーを鍵穴に入れて回転させ、先端の突起によって、組み込まれた板(タンブラー)をてこ(レバー)の応用で動かしボルトをスライドさせる古典的な鍵。

スケルトンキー

スケルトンキーは先端に小さい短形型の歯がついた鍵のことです。デザインがアンティークなものになっているため、アクセサリー、インテリアなどにも利用されています。

エースキー

エースキーはピンタンブラー錠の一つで、別名【八万ロック】とも呼ばれます。自動販売機やバイクのU字ロックなどによく利用されています。特殊鍵に分類され、防犯性に優れています。

ウェーブキー

ウェーブキーは車の鍵に利用されているものの一つで、防犯性が高く、ピッキングされにくい構造になっています。有名自動車メーカーでは、独自の防犯性能がプラスされています。

アブロイキー

アブロイキーは安全性に高い鍵として知られ、自動車やバイクの鍵として数多く導入されています。フィンランドの一般家庭などでは玄関の鍵としても利用されています。

マグネットキー

マグネットキーは一般的な鍵についているギザギザが無く、磁石がいくつかくっついています。シリンダー内の磁石と吸引、反発することで解錠する仕組みになっています。

イモビライザー

イモビライザーは自動車などに搭載される電子的にキー照合を行う装置の事です。最近では標準装備されている自動車も多く、盗難される確率が低くなり、複製も難しいため、防犯性に優れています。

ダイヤル錠

ダイヤル錠は、設定している暗証番号によって開閉することのできる錠前です。金庫・郵便受け・ロックチェーンなど用途は様々で、番号の桁数が増えれば防犯性は高くなります。

テンキー錠

テンキー錠は数字と「♯」「*」などのキーの組み合わせでできた暗証番号を入力して開閉する錠です。ICカード認証、指紋認証などと併用することでセキュリティを強化することができます。

指紋認証錠

指紋認証錠は個人の指紋を記憶させて、それを認証させることで、鍵を開閉するという仕組みです。管理の手間が少なく、ピッキング被害に遭わないことがメリットです。

インターロック

インターロックとは入口のドアを閉めないと鍵を開けられないというように、条件を満たすことで操作を可能とする制御方法になります。

インテグラル錠

ドアノブの中にシリンダーとサムターンが組み込まれているインテグラル錠はアパートなどの玄関で主に使われてきましたが、防犯性はそれ程高くはありません。

円筒錠(モノロック)

ドアノブの真ん中のボタンを押すことで、室外のドアノブが固定される円筒錠。安全性が低く、室内での施錠に使われることがほとんどです。

オートロック

オートロックとは、自動的にドアを施錠するシステムのことです。不審者などが簡単に入れなくなるので、防犯対策として有効といわれています。

空錠

空錠は、施錠を行う機構が装備されていない点が特徴で、開閉が容易です。扉枠への固定は、ラッチボルトのみによって行われており、住宅などの室内扉への使用が多く見られます。

グレモン錠

グレモン錠は、ロッドを上下に突き出す事により戸締りを行います。密閉性が高い戸締りが可能で、防振性や遮音性能に優れているため、高い防音性が求められている設備の扉に使用されています。

コンストラクションキーシステム

コンストラクションキーシステムとは、建築中に施工会社とオーナーの両者が鍵を使用できるシステムです。工事終了後に純正の鍵を用いると、コンストラクションキーは使えなくなります。

デットボルト(かんぬき)

デッドボルトは日本語でいう「かんぬき」のことです。シリンダーやサムターンを回した力がデッドボルトの飛び出す動きに変わり、錠がかけられるという仕組みです。

TSAロック

TSAロックとは、旅行用具の施錠に使用される、アメリカ運輸保安局・運輸保安庁(TSA)が認可した錠前のことで、空港での検査時に錠前などが損傷を受けにくいと言われています

電気錠

電気錠は電気で施錠・解錠を行う錠の事です。リモコン式といった遠隔操作のものから、テンキー式・カード式などの入力・読み取り式のものまで様々です。

電子錠

電子錠の仕組みは、電気的な接点を用いて鍵の開錠や施錠ができます。セキュリティ対策に優れていながら使いやすく、比較的に安く販売されていることで、広く普及する可能性も高いです。

南京錠

南京錠とは、U字型の掛け金を箱型の本体にセットさせる構造の錠前のことです。持ち運びに優れ、簡易な錠前として普及されています。

ピンタンブラー錠

ピンタンブラー錠はバラバラの長さのピンによって構成されている錠のことで、シリンダーが使用されている錠前の大部分がピンタンブラー錠と呼ばれています。

ブランクキー

ブランクキーは成型前の平たい形をした鍵のことをいいます。ブランクキーはキーマシンなどで削ってスペアキーとなります。20世紀初頭からほとんど変わらない手法がとられています。

プッシュプル錠

プッシュプル錠は、ハンドルを押す(引く)動作のみによって扉の開閉を行える錠前であり、開ける力を軽減することができるので、多数の人が集まる施設や公共性の高い施設において広く採用されています。

物象形錠

動物などをモチーフにしてデザインされている、極めて装飾性が高い錠前を「物象形錠」と言い、たとえばライオン型、亀型、サソリ型の他、様々なタイプの古代の錠前が、世界各地にて発見されています。

補助鍵

補助錠は、メインキーとは別に取り付けるサブキーの事を指します。補助錠は一般的に防犯性を高める目的で取り付けられます。

PRシリンダー

「PRシリンダー」は、優れた防犯性と使いやすさを兼ね備えたシリンダーです。ピッキングされ難い構造になっており、強力な攻撃からの抵抗力もあります。

面付箱錠

面付箱錠は錠前の一つで、アパート・マンションでよく導入されています。扉の部屋側に錠ケースを設置して、鍵のこじ開けを防止します。

面付本締錠

面付本締錠を使用することで、バールなどでの錠の破壊をやりにくくします。家の玄関・出入り口などにおいて補助錠として使用されることが多いです。

レバーハンドル錠

レバーハンドル錠は、レバーを扉の取っ手として採用し、軽く動かすだけで扉の開閉が可能な操作性の良いドアノブで、住宅や施設をはじめ様々な用途の扉に採用されています。

ロック8

ロック8はスマートフォンのネットワーク機能を利用した、高いセキュリティ機能をもつ自転車の錠です。その簡便性や安全性から、今まさに一番新しい鍵のかけ方といえるでしょう。

和錠

和錠とは戦国時代頃から江戸時代にかけて、国内にて独自に開発・製造された錠前です。全国的にポピュラーものとしては海老錠、太鼓錠、船型錠があり、安芸錠、因幡錠の他、地域独自の錠前があります。

ワンドアツーロック(二重鍵)

ワンドアツーロックはその名の通り、二重錠または補助錠のことを指します。空き巣はワンドアツーロックを嫌うため、高い防犯効果が期待できるとされています。

アイタッチスリム

アイタッチスリムは暗証番号や携帯電話、電子カードを鍵として使う電子錠のことです。鍵穴が存在しないためピッキングの心配もなく、サムターンキャップもついているので防犯対策に優れています。

暗証番号錠

暗証番号を入力して解錠する暗証番号錠はマンションの共用部分など不特定多数の人が出入りする箇所で使われていますが、暗証番号がわかってしまうと誰でも侵入できてしまうため、入力の際には注意が必要です。

板バネ押し鍵式錠

板バネ押し鍵式錠は錠内部で広がっている板ばねを挟みこむことで解錠できる錠前です。昔からある鍵の一種で、和錠の原型となっています。

インロック

インロックは車内に鍵を置き忘れたまま鍵が閉まってしまい、取り出せなくなった状態のことを言います。鍵の種類によってはピッキングによる開錠が困難なため、万が一のためにスペアキーを携帯しておくと安心です。

エジプト錠

エジプト錠は錠とかんぬきを数本の棒で固定するシンプルな構造で、鍵を4000年以上前から使われていた最も古い錠前です。

FBロック

FBロックは左右斜めの4方向にピンを配置したピッキングにとても強い構造のシリンダーのことです。防犯性が高く、住宅の玄関などで多く利用されています。

カードキー

専用のカードをかざして開錠するカードキーは鍵穴がないため防犯性が高く、財布などに入れたまま開錠できる利点などから、最近では一般住宅の鍵としても普及しています。

クレセント錠

クレセント錠は窓の内鍵として多く使われている鍵のことです。防犯性は高くありませんが、ガラスが割れにくくなるシートやガラスの振動でアラームが鳴るものなどと併用することで防犯性を高めることができます。

CP認定錠/CP-C錠認定制度

CP-C錠認定制度はピッキング対策に優れているシリンダー錠を認定する制度のことで、認定されたシリンダー錠をCP認定錠と言います。防犯性能を保つために基準は厳しく、有効期限も3年となっています。

神社錠

神社錠は神社でのみ使われる和錠のことで、一般的な錠前と構造が異なります。海老錠と船型錠の2種類があり、日本各地の神社で使用されています。

水圧解除装置付き錠前

水圧解除装置付き錠前は普段鍵を使って開錠しますが、火災などの緊急時に送水口に水圧をかけて緊急解錠できる錠前のことです。

生体認証錠(バイオメトリックス錠)

生体認証錠は指紋や目の虹彩、網膜、声紋など認証して解錠する錠前のことです。防犯性にとても優れておりその分高価ではありますが、最近では一般家庭でも使う人が増えてきています。

セサミロック

セサミロックはダイヤル式の数字を暗証番号を合わせることで解錠できる錠前のことです。鍵が必要なく、自転車のチェーンロックなどでよく使われています。

八万ロック(バレルキー、チューブラーキー)

八万ロックは自動販売機などで多く使われている鍵のことで、バレルキーやチューブラーキーとも呼ばれています。特殊な鍵形状をしており、ピッキングおよび合鍵作成が困難なため、防犯性は高いと言えます。

バンプキー

バンプキーは通常の鍵とは異なる鍵山の形状をしており、正規の鍵を使わずにシリンダー錠を解錠することができる鍵のことです。この鍵を用いた解錠方法をバンピングと呼びます。

引戸向鎌錠

引戸向鎌錠は錠の部分が鎌の形状をしている引き戸用の錠前のことです。構造上セキュリティ性能は低めですが、ダイヤルロックやオートロック機能がついている引戸向鎌錠にすることで防犯性が上がります。

引違錠

引違錠は一般的な引戸に使われている縦長の錠前です。昔から使われている錠前で構造もシンプルですが、最新の引違錠はセキュリティ対策が強化されているため安心して使用することができます。

マグネットタンブラーシリンダー錠

マグネットタンブラーシリンダー錠はタンブラーに磁石を使用し、その性質を利用した錠前のことです。鍵側にも磁石が埋まっており、錠前のタンブラーが全て反発することで解錠することができます。

マスターキー

マスターキーは複数の錠を開けることができる鍵のことで、鍵穴側にマスターキーで開けられるように設定されています。ホテルやマンションなどで複数の鍵を管理する場所で多く使われています。

U字ロック

U型の金属部品とバーで構成されているU字ロックは、バイクや自転車の鍵として使われいます。タイヤ単体や柱など一緒にロックすることで盗難防止に役立ちます。

リモコンキーロック

リモコンキーロックはリモコンの電波で施錠と解錠する電気錠のことです。カバンなどから取り出さなくても開閉でき、紛失の際も鍵の電波を拒否する設定にすると開かなくなるため防犯性の高いものとなっています。

ロータリーディスクシリンダー錠

ロータリーディスクシリンダー錠は鍵を差した時に円形のタンブラーが回転し、その切り込みにそれぞれ配置された棒状のロッキングバーが全て収まることで解錠できる錠前のことです。

セキュリティトークン

セキュリティトークンとはワンタイムパスワードと呼ばれる暗証番号が表示されるセキュリティキーで、一定時間毎に暗証番号が切り替わるため不正利用がしづらい鍵といえます。

メットイン

スクーターやバイクの座席下にある収納スペースをメットインといいます。ヘルメットを入れることを想定したスペースですが、鍵や貴重品を入れたままロックをかけてしまい取り出せなくなるトラブルが増えています。