ウォード錠の紹介

ウォード錠は、古代ローマでその原型が作られた錠前として知られています。中世ヨーロッパではウォード錠が主流となり、長年使用されていました。ウォード錠の鍵のデザインが、現代の鍵のモデルになったとも言われています。

錠の内側に「ウォード」と呼ばれる壁のような障害物がいくつか取り付けられており、正しいキーを差し込むことで、その障害物に当たらずに回転して開錠する構造になっています。南京錠やカバンの錠として、現在でも多く利用されています。