鍵取扱いメーカーゴールの紹介

GOAL(株式会社ゴール)は、資本金3億円・従業員数397名の鍵メーカーであり、本社は大阪市淀川区に所在しています。ブランド名にもなっている「GOAL」とは、4つの英単語「Good、Ornamental、Advanced、Locks」の頭文字を取って名付けられており、「高品質であり装飾的に美しく、先進的な技術・デザインを採用した鍵・錠」を開発し社会に提供するといった主旨の、同社の製品開発における理念を象徴しています。また同社は、「創意・誠意・熱意」を社是として掲げています。

ところで同社の創立は1914年なのですが、国内でいち早くシリンダー錠の国産化に着手し、その後も、国内初の円筒錠の開発(1960年代)、国内初の電気錠(カードロック)の商品化(1972年)を行うなど、国内業界を牽引する役割を果たしてきました。また近年においても、革新的な製品の開発・提供を行っており、セキュリティシステムの進化・発展に邁進しています。

同社の主要製品には、多様な施設の扉・出入口などに対応した多彩なグレード・仕様の鍵製品があります。そして、電気錠、非接触型キーリーダーシステム、指施錠システム、カードロックといったハイテクな製品や、出入口管理システム機器、防災システムといったセキュリティ製品についても提供しています。

なお同社は、全国主要都市を拠点とした200ヶ所以上に及ぶネットワークによって、ユーザーへの迅速かつ丁寧な対応を実施しています。

V18シリンダー

V18シリンダーは、GOALが開発したディンプルキーのシリンダー錠です。

主な特徴ですが、まずシリンダー内側のピンは複雑かつ高精度の構造仕様で、ピッキングに代表される工具などを使用した不正な解錠を防止する仕組みが取られています。またドリリングなどによる破壊行為にも対策が講じられており、防止するための頑強な設計がなされています。

鍵(ディンプルキー)については、120億通りにも及ぶ違う鍵を適用することが可能となっており、たとえば大規模で室数が膨大なビルに採用する場合においても、全室の錠前を鍵違いにすることが可能です。なお鍵のディンプル(窪み)は、大変複雑な形状となっているため複製が極めて困難であり、防犯対策に最適であると言えます。

そして、V18シリンダーの操作性については、鍵を容易に差し込みやすい鍵穴デザインとなっていることや、鍵の差し込み方向がリバーシブルであること、そして抜き取りが容易にできることといった特徴があり、誰もが使いやすい仕様となっています。ちなみに、シリンダーは耐久性が高く鍵は錆びにくい仕様となっています。